個人レベルの新しい就業形態

先日会社を辞めたクリエイターの友人にSOHOを勧めてみた。
SOHOは、パソコンなどの情報通信機器を利用した、個人レベルの新しい就業形態である。住所録作成などデータ入力の分野では企業のアウトソーシングが進み、SOHOはそれを請け負うという形で発展してきた。
インターネットで業務上のやり取りを行い、自宅を事務所として在宅勤務するE-ビジネスで、注文や納品はE-mail上で打ち合わせをするなど、インターネットをフル活用することが特徴である。従来は企業の下請け的な色合いが強かったが、最近は画像処理・音声処理などの専門的な業務をこなす人もいる。
開業コストが安いことから、SOHOのベンチャービジネスが増加している。それにつれて、仕事のあっせんをする<SOHO支援ビジネス>も増えている。国内のSOHO人口は100万人とも推計される。特に、育児や家事との両立が可能なことから女性のSOHOが急増しており、全体の7割を占める。
今までクリエイターとして会社員をしていた彼女の生活はとても忙しく不規則なもので、彼女に会うのも久し振りのことだった。
クリエイターの仕事は一見華やかなものに見えるが、実際は時間と手間のかかるこつこつとした地味な作業が多いものである。
彼女が会社を辞めたと聞いてわたしは、今まで朝も夜もなく働きづめだった彼女が仕事を辞めたこれからどういう道を歩むのか、その選択のひとつにSOHOを入れてみるのもいいかもしれないと思ったのだ。
SOHOには「報酬額が取り決めと違う」などのいざこざといった口約束でのトラブルなどが多いのも事実である。しかし業務契約は文書かメールで行うなど、<証拠>が残るようにするなど対策はいくらでもある。
彼女に少しゆっくりと自分のペースで仕事をしてみてはどうかと提案してみた。

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